バケツをひっくり返したような雨の日の昨日の夜、七時から
天神さんのお社の屋内で、宵宮祭りが執り行われました。
隠岐の島町に住んでいる人の大半が、この神社を天神さんと呼び
慣れ親しんでいますが
正式には水祖神社(みおやじんじゃ)と呼びます。
※ですから地域の人の家庭に配布される神社の式次第を書いた紙面には
あくまでも天神さんとか天満宮とか記載されていません。水祖神社と記載されています。
なのに、誰もが天神さんと呼ぶんですよね~ああヤヤコシイ!(笑)
その昔、本土から朝廷の高官が隠岐に任命を受けて仕事にこられ
そのまま、本土へは帰郷しないまま、隠岐で生涯を送られた。
島の人たちが、高官の死を悼み、神様として祭ったのが、水祖神社の興りであり
当時、八尾川の上流の地域に天神社の祠があったが度重なる水害のために
祠が流され水祖神社の境内に
流れ着いた。
そこで氏子の人たちが両方の神様を合祀したと言われています。
神社正面にある鳥居には水祖神社と書いてあり
その神社の横には隠岐の老舗ホテル、プラザホテルがありますが
ホテル側にある鳥居には天満宮と書いてあります。
それって面白いですよね^^;
神社の名前が二つあり、あとから流れ着いて合祀された天神さんの方が
人々に親しまれた神社の呼び名になるなんてね
大雨の中で執り行われた宵宮祭りの行事に参加している
人たちご苦労様でした^^
↓私の知り合いも数名います↓